名古屋演劇教室 周辺情報◎小熊ヒデジ 構成・演出
てんぷくプロ 公演
超立体朗読劇 第三弾
『深夜の市長』
作:海野十三 構成・演出:小熊ヒデジ
昼間とは全く別の貌を持つ大都会「T市」。深夜の散歩を日課とする浅間新十郎は、ある日、奇妙な殺人事件に巻き込まれたことから、都市の夜の世界に生きる人々から尊敬を集める「深夜の市長」に出会う。ミステリアスな「深夜の市長」や「銀座裏の十銭洋酒店(スタンド)ブレーキ」に入り浸っている年増女や「丸の内13号館の中庭にそびえ立つ高塔」を住居とする町の科学者速水麟太郎ら〝夜の人々〟の言動に振り回されながらも、持ち前の探偵趣味から謎解きに乗り出す浅間新十郎だったが、その先にあったのは市政を揺るがす一大疑獄事件であった。「昼間の市長」と彼を糾弾する黒幕議員との対立が激しさを増すなか、無事謎を解明し真犯人を突き止めることができるのか…? また、はたして「深夜の市長」の正体とは…?
【超立体朗読劇】
リーディング公演の可能性を、美術・照明・音響など、様々な手法を駆使して超立体的に追求する。古い民家の構造を余すことなく利用し、想像力の翼を限りなく広げた作品構築を目指す。劇団アトリエ公演を基本とし、長時間をかけて創り込んだ極上のエンターテイメントをお届けします。
※公演会場はてんぷくプロ・アトリエです。席数の限られる小さな劇場です。公演日によっては、満席チケット完売になる可能性もありますので、ご予約はお早めがオススメです。
日程
■2022年(全7ステージ)
1月8日(土)〜14日(金)
毎夜午後7:30開演(開場は午後7:10)
料金(予約・当日同一料金)
○一般=2,500円
○学生=1,500円(当日学生証提示)
※開場は、開演の20分前です。
※学生の方は、当日学生証をご提示ください。
※料金は、当日受付にてお支払いの上、ご入場ください。
※会場は、階段を上がった二階座敷となります。
チケット取扱
★感染症対策として、席数を減らしての公演となります。予約完売の回が出ることも予想されますので、お早めのチケットご予約をお勧めします。
※チケット予約受付は、予定数に達したため受付終了しました。当日券は若干枚数発行予定です。詳細はこちらのTwitterをご参照ください。
※名古屋演劇教室(090-9929-8459)での電話ご予約受け付けます。
※お名前、ご来場日時、券種、枚数、ご連絡先電話番号をお伝え下さい。
会場
アトリエ昭和薬局前
■名古屋市昭和区滝子町22-10
【交通アクセス】
☞地下鉄鶴舞線「荒畑」駅、3番出口より徒歩12分。
☞地下鉄桜通線「桜山」駅、7番出口より徒歩14分。
※会場は、階段を十三段上がっての二階和室になります。
staff
□照明:巽悟狼、市川愛子
□音響:就也(千喜屋)
□衣裳:いしぐろひろこ
□協力:じゅにあ、尾﨑優人(優しい劇団)、
みー、いちじくじゅん、滝野智、
YA-SU、矢野健太郎
お問い合せ
出演
うえだしおみ
喜連川不良
ジル豆田
入馬券
斉藤やよい
榊原耕平
藤島えり子(room16)
ハヤシケンジ
宮下玲子
作
海野 十三(うんの じゅうざ)
1897年(明治30年)、徳島県に生まれる。SF作家、推理作家、漫画家、科学解説家。早稲田大学理工学部を卒業して逓信(ていしん)省電気試験所員となり、1928年(昭和3年)『電気風呂の怪事件』を『新青年』に発表、推理小説家としてデビュー。その後『俘囚(ふしゅう)』(昭和9年)を皮切りにSFの分野に手を染め、『十八時の音楽浴』(昭和13年)などを発表、日本SF界の先駆者の一人となる。理化学的トリックや人体改造、異星人の侵略テーマを得意とし、児童物のSFでは『地球盗難』(昭和11年)、『浮かぶ飛行島』(昭和13年)、『火星兵団』(昭和15年)などがある。『深夜の市長』は、海野初の長編科学探偵小説で、初出は昭和11年。盟友・江戸川乱歩からも名作と評された。1949年(昭和24年)、51歳で没。
構成・演出
小熊ヒデジ(おぐまひでじ)
俳優、演出家、プロデューサー。1985年、劇団《てんぷくプロ》旗揚げに参加。以後、名古屋を拠点とし、俳優を中心とした演劇活動を行う。1998年、天野天街らとともに《KUDAN Project》を始動、海外公演を開始。2008年には、地域演劇文化活性化を目的とした《名古屋演劇教室》を発足。現在は俳優活動以外にも、演出、プロデュース、アウトリーチ活動など、幅広い演劇活動を行う。他劇団やプロデュース公演への出演や演出、東京・関西など、他都市での活動なども多数。愛知淑徳大学非常勤講師。
【 about てんぷくプロ 】「矢野健太郎プロデュース公演」を経て、1985年旗揚げ。七ツ寺共同スタジオを中心に活動する傍ら、1988年〜2002年「金融品販売秘宝館」、2007年からは現在の「アトリエ昭和薬局前」でのアトリエ公演も行う。劇団としての外部企画への参加、劇団員の外部出演等も多数。特定の作家・演出家を持たず、37年間活動を続けている。
【感染症対策|お客様へのお願い】
・当日、体調不良・発熱のあるお客様はご来場をご遠慮ください。キャンセルは当日でも受け付けます。
・ご入場の際は手洗い、検温にご協力ください。
・会場、客席ではできる限り会話をお控えください。
・差し入れ、お手紙等はご遠慮ください。
・客席は換気のためにエアコンが効きにくい可能性があります。調節のきく服装でお越しください。
【『深夜の市長』イメージ写真】
【『深夜の市長』チラシ裏画像】
■メディア情報
毎日新聞 2021年12月11日
中日新聞 2022年1月5日
【劇評】中日新聞夕刊 2022年1月17日